あおり運転の容疑者であるとデマを拡散された女性が会見を行い、「犯罪者扱いされ、パニックになった」と恐怖を語った。一方、警察は23日に容疑者の男の自宅を捜索して捜査を進めている。
茨城県の高速道路上で車を止めてドライバーを殴った疑いで逮捕された事件で、宮崎文夫容疑者の部屋があるマンションの捜索が行われた。マンションには逮捕劇直前まで宮崎容疑者がかくまわれていたとみられる喜本奈津子容疑者の部屋もある。事件現場でも宮崎容疑者とともにいた喜本容疑者。その新たな供述が分かった。
喜本奈津子容疑者の供述:「止められる状態ではなかったが割って入ってでも止められばよかった」
被害者に携帯電話を向けた理由は「ナンバーを記録するため撮ろうとした」と話している。
一方、この喜本容疑者の名前が報道される前にネット上でとんでもないデマが拡散した。「#ガラケー女#あおり運転 自首して」。こう見出しをつけられ、無関係の女性が動画に映った携帯電話をかざす女だと決め付けられてしまったのだ。デマを拡散された女性と代理人が法的措置も辞さないと23日午後に会見した。
女性の代理人によると、女性がガラケー女と誤って判断された理由は「宮崎容疑者がなぜか女性のインスタグラムをフォローしていた」「服装やサングラス姿が女と似ている」。それだけだった。代理人によると、16日の夕方に宮崎容疑者の逮捕状が請求されたと報道された後、17日の早朝までにツイッターや匿名掲示板で情報が拡散。女性の実名は一時、ツイッターのトレンドワードにもなったという。
女性のSNSも荒らされた。女性は会社の社長だが、会社には17日朝から280件もの電話があり、業務に支障が出たという。女性側はデマをリツイート、つまり「引用」しただけの人も含め、個人を特定したうえで裁判に訴え、損害賠償を請求したいとしている。
2019-08-23 11:38:00Z
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000162679.html
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