昨年12月中旬以降、左足の負傷の影響でメンバー外が続いていた柴崎は今月12日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のウニオシタス戦で実戦復帰。チームはPK戦の末に敗れ、柴崎も2人目のキッカーで失敗したものの、中2日で迎えた一戦のスターティングメンバーに抜擢された。
最下位22位のデポルティボの本拠地に21位のラシンが乗り込んだ“逆天王山”。先にラシンが試合を動かした。前半15分、3バックで構えるデポルティボのバイタルエリアでボールをつなぐと、浮いたボールに対してMFアルバロ・セジュードが右足一閃。ドライブ気味のシュートをゴール左隅に突き刺した。
それでもデポルティボは前半32分、MFアゲル・アケツェの左CKにFWサビン・メリノが頭で合わせて同点。今冬の移籍市場でレガネスから加入したストライカーが早速デビュー戦で結果を出した。
さらに後半14分、前半途中からピッチに立っていたMFエムレ・コラクがカットインでゴール前に侵入すると、ポジションを上げていた柴崎が相手DFのスクリーンになってコラクの進路をアシスト。コラクがそのまま左足を振り抜き、豪快なシュートをゴール左隅に突き刺した。
元トルコ代表のコラクは昨夏にサウジアラビアのアルワフダを退団し、無所属の立場から2年ぶりにデポルティボに復帰した新戦力。あまりの歓喜に柴崎らと共にゴール裏サポーターの元へ向かい、抱き合って喜びを共有した。ところがスタンドに上ろうとしたコラクには2枚目のイエローカードが提示。ここで退場となった。
新戦力の2ゴールで逆転を果たしたデポルティボは残り31分間を10人で戦わなければならない状況に。しかし、合計24本のシュートを放ったラシンの猛攻を最後まで耐え切り、2-1で勝利した。開幕節で勝利した後、9分10敗の19試合勝ちなしの泥沼に入っていたデポルティボだが、第21節からの3連勝でついに最下位脱出に成功した。
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January 17, 2020 at 06:21AM
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柴崎岳11試合ぶり先発復帰! 逆転弾MFが“喜びすぎて退場”も、3連勝デポルティボが最下位脱出! | ゲキサカ - ゲキサカ
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