最終ラウンドが行われ、71で回った松山英樹は通算3アンダー、285で45位だった。

7位から65と伸ばしたマーク・リーシュマン(オーストラリア)が通算15アンダーで今季ツアー初優勝、通算5勝目を挙げ賞金135万ドル(約1億4700万円)を獲得した。ジョン・ラーム(スペイン)が1打差の2位。今年初戦のタイガー・ウッズ(米国)は9アンダーで9位だった。

71とアンダーパーで回った松山だが、出入りが激しく「ずっと苦しいラウンドだった」と表情を曇らせた。

前半3バーディーを先行させながら「あまりいい感じじゃなかった」と、ラウンド中はスイングチェックを繰り返した。後半はボギーの後の6番(パー5)でチップインイーグルを奪ったが、7番(パー4)でティーショットを右に曲げダブルボギーと、最後まで波には乗れなかった。

会心の手応えだったという最終9番の1打目を「あのドライバー(ショットは)救い」と表現した。次戦は2016、17年に連覇したフェニックス・オープン。「得意な大会だから、しっかり初日から伸ばしていきたい」と前を向いた。(共同)