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「気持ちの面で絶対に負けないようにしたい」とシーズンに向けての抱負を話す左沢投手 |
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「どれだけ下半身で粘って投げられるか」を課題に挙げる左沢投手 |
ルーキーだった昨季、中継ぎとして4試合に登板して爪痕を残した左沢優投手(25)。打者を惑わす変則的な投球フォームから繰り出す強気の投球が魅力だ。新入団会見で「『左の左沢』と覚えてほしい」とアピールした左腕に、ここまでの手応えと課題を聞いた。
■軸を持って
−昨シーズンを振り返って手応えは。
結果的に何一つチームに貢献できなかったんで、ふがいない1年だった。その中で課題が明確になって、何をやらなきゃいけないというのを踏まえ、毎日こつこつやっているという感じですね。
−課題は具体的には。
球の勢いとか細かいコントロールだったり、1球1球の精度を高めていかないとこの世界では通用しないと身をもって感じた。フォームの改善も試してきたがしっくりこなかった。結局、あれこれやって自分の軸がぶれていたし、気持ちの面でもしっかりと軸を持ってやらなきゃいけないと感じた1年でした。
−投球フォームはどう改善したのか。
勢いで投げて、体の使い方にばらつきがあったり、再現性が低かった。体重移動のときに捕手と違う方向に軸が向き、無駄な動きが多かった。どれだけ下半身で粘って投げられるかが一番の課題ですね。
■投げ続けたい
−1軍での登板4試合はプラスになっているか。
初めて三振を取ったのがソフトバンク戦の松田(宣浩)さんだった。内角高めの真っすぐで空振り三振を取れたのがプラスになっている。ストレートの切れをもっと生かせるようにしたいと思いました。
−マウンドの印象は。
(初登板の)ヤフオクドームの声援は、今まで野球をやってきた中で感じたことのない独特の雰囲気だった。改めて野球をやってて良かったなと、ようやくこの場に立てた喜びを感じたので、ずっとこの環境で投げ続けたい思いが強くなりましたね。
−自身が考える投球の持ち味は。
球が遅れて出てくるフォームが一番の特長で、タイミングをずらせているのかなと思います。そこを意識したことはないんですけど、どう生かしていくかは考えていますね。
■向かっていく姿勢
−神奈川県出身。初めての関西の印象は。
何て言うか、グイグイ来るなと(笑)。人の懐に入っていくのがうまいというか、コミュニケーション能力が高い。自分のワールド、空気感にするのがすごいなと思います。服を買いにいっても、「どっから来たん」「(仕事は)何やってるん」「めっちゃええガタイしてるやん」って。新鮮ですけど、僕なんかは押されてしまって(笑)。
−仲の良いチームメートは。
やっぱり投手陣は仲が良いですね。本田仁海とかは同じ神奈川出身ということもあって一緒に食事に行ったり、買い物に行ったりというのがこの1年は多かったですね。
−最後に、シーズンに向けての抱負と将来像を教えてください。
自分に求められているのは対左打者でどれだけ抑えられるかというところだと思う。左打者には内角へツーシームや真っすぐを投げたり、同じ球種でも内外にしっかり投げ分け、打者が嫌がる変化球を磨いていきたい。僕は上背がなくて角度が付けづらいので、どれだけ打者に嫌がってもらえるか。向かっていく姿勢や腕の振りであったり、気持ちの面で絶対に負けないようにしたい。そこの軸だけはぶれずにやっていきたいですね。
左沢優(ひだりさわ・ゆう) 1994年12月28日生まれ。172センチ、75キロ。左投左打。投手。神奈川県出身、横浜隼人高−横浜商科大−JXENEOS。2018年ドラフト6位でオリックスに入団、背番号60。プロ1年目の昨季は中継ぎで1軍4試合に登板し、3回を投げて勝敗なし。防御率は0.00(シーズン終了時)。
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January 26, 2020 at 05:33PM
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ルーキーで中継ぎ4試合登板 左沢 優投手 [月刊オリックス・バファローズ通信] - 大阪日日新聞 - 大阪日日新聞
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