2020年04月14日16時16分
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、プロ野球は開幕の延期が続き先行きが見えない。12球団の代表者会議では試合数を削減してレギュラーシーズンを行う方向で意見が一致したが、日程再編は簡単にはいきそうにない。
政府が発令した緊急事態宣言の対象地域には8球団が本拠地を置く。仮に5月6日までの期間が明けた直後の同8日に開幕しても、当初開幕予定の3月20日からは7週間遅れ。新たな日程を組む場合に使えるのは東京五輪に合わせて中断予定だった約3週間と、日本シリーズを後ろにずらして空けた2週間を合わせても約5週間分。単純計算では約2週間分の試合が削られることになる。
ただ、現実的には選手の調整期間も必要で、開幕は6月以降にずれ込むことが必至。宙に浮く試合はさらに増えるため、日程作成の担当者は「開幕日が決まるまでは、どのくらい試合を減らせばいいのか分からない」と話す。
試合数削減は球団経営を直撃する「禁断の一手」で、西武の飯田光男球団本部長は「(経営への影響は)間違いないが、安全な状態でお客さまにプロ野球を見ていただく上で仕方がない」。また、セ・リーグとパ・リーグでは交流戦やクライマックスシリーズの位置付けで考え方が違い、ここに手を付けるかどうかも苦慮するところだ。
2004年のストライキを除けば、プロ野球が予定した試合数を消化できなかったのは、日本シリーズまでにセが全日程を終えられなかった1950年、53年と日米野球開催の影響による51年(セ、パ)の3度。日本野球機構の関係者は「経験したことのない状況。野球はどうなってしまうのか」と心配そうに話す。新型コロナの収束が遅れれば、レギュラーシーズンの価値も下がりかねない。
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