2020年04月09日04時27分
２０１９年の日本女子オープンでバンカーショットを放つ安田祐香＝同年１０月４日、三重・白山ビレッジＧＣ
新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕を迎えられない女子ゴルフツアー。アマチュア時代から華々しい実績を残し、「プラチナ世代」とも呼ばれる２０００年度生まれの選手たちがプロデビューを待ち望んでいる。畑岡奈紗、渋野日向子ら１９９８年度に生まれた「黄金世代」に続く存在として、注目度は高い。
筆頭格は安田祐香。昨年はアジア・パシフィック女子アマを制し、海外メジャー２試合でも予選を通過した。アマ時代に出場した日本ツアー２０試合のうち予選落ちは１度だけと安定感抜群。今年２月には岡本綾子、福嶋晃子らを支援してきたＮＥＣとの所属契約を発表し、「偉大な先輩方に早く追い付けるように頑張りたい」と決意を示した。
２０１９年のワールドレディース・サロンパス杯でティーショットを放つ吉田優利＝同年５月１１日、茨城ＧＣ東
吉田優利は１８年に日本女子アマ、日本ジュニアの２冠を獲得。１９年には国内メジャーのワールドレディース・サロンパス杯で優勝争いに加わり、決勝ラウンドはツアー初優勝を飾った渋野と最終組で回った。横峯さくらと同じエプソンと所属契約を結び、「期待を超える活躍と感動を届けられる選手になれるよう頑張る」と意気込みを示した。
西村優菜は昨秋の最終プロテストで日本勢トップ合格。日本ゴルフ協会が編成するナショナルチームのメンバーに安田、吉田らと一緒に選ばれ、海外遠征の経験も豊富だ。
同じ世代の古江彩佳は昨年１０月の富士通レディースで史上７人目のアマ優勝を果たし、一足先にプロ転向。兵庫・滝川二高で同級生だった安田と古江を指導してきた同校ゴルフ部の角谷真吾監督は、この世代全体のレベルを「高校時代の実績は黄金世代より上」と評し、「プロの雰囲気に慣れれば、十分に通用する」と太鼓判を押している。 
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April 09, 2020 at 02:32AM
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デビュー待ち望むルーキー 安田祐香ら「プラチナ世代」―女子ゴルフ - 時事通信ニュース
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