【ロサンゼルス=共同】米大リーグ選手会が大リーグ機構(MLB)と対立している今季年俸の削減幅に関し「7月10日開幕、89試合制」で試合数に比例した年俸とする対案を提出したと9日、AP通信が報じた。
労使は新型コロナウイルスの感染拡大によるシーズン縮小を受け、5月12日から今季開催案で協議を続けている。現時点でMLBは7月前半開幕の76試合制で、試合数に比例した年俸の半額を保証する案を提示。出場チームを従来の10から16に増やすプレーオフが実施されれば、75%まで増額するとし、成立には10日までに合意が要るとしている。
選手会はこれまでの114試合制を取り下げ、プレーオフ出場チーム数もMLBに賛同する形になるものの、試合数に比例した年俸を譲っていないため依然、隔たりは大きい。MLBは不成立なら48試合制への短縮も辞さないとしている。
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June 10, 2020 at 08:41AM
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大リーグ選手会、89試合制提案へ 比例年俸譲らず隔たり - 日本経済新聞
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