米男子ゴルフのスター、タイガー・ウッズ(44)の長男チャーリー君(11)が、先週末に米フロリダ州パーム・シティで開催されたUSキッズゴルフ主催のジュニア大会で2位に5打差をつけて圧勝したことが明らかになった。

米ピープル誌などによると、11歳の部に出場したチャーリー君は、ウッズが見守る中、9ホールを3バーディー、ノーボギーの33で回り、通算3アンダーをマークして優勝したという。ラウンド中はウッズが自らチャーリー君のバッグを担いでキャディーを務める場面もあり、「11歳の子供がウッズをキャディーにつけて出場するなんて想像できる?」と他の出場者の保護者たちを驚かせたようだ。

ウッズは先月、動画配信サービス「ゴルフTV」のインタビューで、チャーリー君がゴルフに興味を持ち始めてプレーを始めたと語っていた。「プレーの仕方を理解し始めて、的を射た質問をしてくるようになった」と早くも英才教育を行っていることを明かしたウッズは、「息子のスイングを常に分析している。自分も息子のように体が動いたらいいのになと思うことがある」とその才能に太鼓判を押していた。

ウッズは10年前に離婚したモデルのエリン・ノルデグレン(40)さんとの間に長女サムさん(13)とチャーリー君を授かっている。2009年に世間を騒がせた不倫スキャンダルが原因で離婚した後はけがに悩まされて不振が続いたウッズは、昨年のマスターズ・トーナメントで14年ぶりに優勝して見事に復活。会場で2人の子供たちと抱き合って喜ぶ姿が目撃されていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)