ヤマハｃｕｐ第２１回静岡県ジュニアゴルフ選手権（県ゴルフ連盟主催、静岡新聞社・静岡放送共催、ヤマハ、ヤマハリゾート特別協賛）は４日、袋井市の葛城ゴルフ倶楽部（パー７２）で行われた。中高生９９人が出場し、８部門で競った。高校男子Ａは佐野健太（暁秀）が初優勝。高校女子Ａは勝亦令奈（暁秀）が初の頂点に立った。２人は１１月５、６日に静岡Ｃ浜岡Ｃで開催される県アマチュアゴルフ選手権決勝への出場権を獲得した。
■「安心して打てた」 佐野、納得の出来
高校男子Ａは佐野（暁秀）が６８の好スコアで回り、２位に４打差をつける独壇場だった。前半ノーボギーの３５と安定し、後半は四つのバーディーを奪い、３３をマーク。「パターもショットも安心して打てた」と納得の出来だった。
出だしの１番（パー５）でアプローチがさえバーディーを奪い、勢いに乗った。１４番（パー４）は難しいパットを沈めてスコアを伸ばし、続く１５番（パー３）はピンそば１メートルにつける会心のバーディー。さまざまな角度から打つ松山英樹のパッティング練習を取り入れた成果が生きた。
清水町出身の父とカナダ人の母を持つ高２の１６歳。父の勧めで３歳からゴルフを始めた。現在は東名カントリークラブ（裾野市）のジュニアアカデミーで腕を磨く。「将来はプロゴルファーが第一志望」と志は高く、県アマでは「トップ１０に入りたい」と意欲的だ。
■唯一アンダーパー 勝亦３度目の栄光
高校女子Ａは勝亦（暁秀）がただ一人アンダーパーで回り、７１で初の頂点に立った。高１の１６歳は小学６年、中学２年時に続き、各世代の部門で通算３度目の栄光を手にし「グリーンを狙ったショットが良かった」と振り返った。
最高のショットが出たのが２番（パー４）だ。２０ヤードのアプローチを直接カップインさせるチップインバーディー。前半を３６にまとめ、後半は三つのバーディーを奪って３５とスコアを伸ばした。
小１からクラブを握り、小４から試合に出始めた。週末は沼津市内の練習場でアイアンを中心に４００球を打ち込む。「アプローチをもっと頑張りたい」。自慢のアイアンをさらに磨き、将来はプロを目指している。
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August 05, 2020 at 05:47AM
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ゴルフ県ジュニア選手権 佐野（暁秀）と勝亦（暁秀）初Ｖ｜静岡新聞アットエス - ＠S［アットエス］ by 静岡新聞
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