
◆今季注目のプレーヤー10名の「武器」>> 専門誌では読めない雑学コラム木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第268回 【写真】2020年シーズン、注目プレーヤー10名の「武器」 我々"マニュアル世代"のオジさんは、デートの前日となれば、枕を抱いてキスの練習をしていました......って、ホンマかいな。 たしかに昔は、デートのマニュアル本がたくさんありました。おおよそ、そうした本にはこんなことが記されていました。何時にどこぞのレストランで食事をして、それから夜景のきれいなバーでお酒を飲んで、いい感じになったところで彼女のほっぺに軽くキスをして、ホテルのキーを見せる......って、すでに予約してあるのかよぉ~。 とまあ、突っ込みどころ満載のデートマニュアル本なのですが、昨今のゴルフ雑誌のレッスン記事もマニュアル化していて、それを見て練習して、本当にうまくなれるのだろうか? と甚だ疑問に思っています。 そもそも3次元のゴルフの立体的な運動を、文字と写真で解説されても、それを理解するのが難しいです。だって、我々多くのアマチュアゴルファーは、レッスンの先生が目の前で教えてくれても、実践できないことが多いのですから。記事を読んで、その技術を身につけるなんて、至難の業です。 以前、ゴルフ雑誌のレッスン記事の、熱心な読者に取材したことがあるのですが、みなさん、シングルクラスのオジさんばかりでした。つまり、すでに技術も知識も経験も豊富な人たちだから、雑誌のレッスン記事からでも「一を聞いて十を知ること」ができるんですな。 じゃあ、最近の若者世代は、どんな感じなのでしょうか? 先日、話題の「黄金世代」に続く、「プラチナ世代」の若手女子プロゴルファーを取材したライターさんに話を聞いたのですが、彼女たちには、オジさん世代のゴルフの表現があまり通用しないそうです。
要するに、理屈でゴルフを覚えたのではなく、感覚でゴルフを覚えてきたというのです。だから、レッスンの取材などで「ドローボールをどうやって打つの?」と聞いても、彼女たちは「こんな感じに構えて、こんな感じで打つ」という表現になってしまいがちなんだとか。 「グリップはストロングで、スクエアに構えて、テークバックはコックを使わずに......」といった、ゴルフ雑誌的な表現は出てこないそうです。 もちろん、解説者ではないのですから、自分の動きを言語化できなくても、なんら問題ないんですけどね。実際、彼女たちはちゃんとしたテクニックを持っていますから。 翻(ひるがえ)って、我々オジさんは、教わったことを一度マニュアル言語に翻訳して、頭にインプットします。 たとえば、バンカーショットは「オープンスタンスにして、フェースを開いて打つ」ということを、呪文のように唱えます。それから、自分なりに調整してモノにしていきます。 どのぐらいのオープンスタンスがいいのか。フェースの開き方はどの程度か。靴をどれぐらい砂に埋めればいいか。加えて、その時のグリップの長さはどうか、とかね。 そうして、再びコースに来て、すっかり忘れていた呪文をまた繰り返し唱える......って、ほんと覚えが悪いですなぁ~。 ところが、若くて勘がいい子は、何回か打っているうちに、本能的にベストな打ち方を習得してしまうのです。センスがあるってことです。 センスのあるなしは、非常に大事なことですが、もともとセンスがない人は、今さら「センスを磨け!」と言われても、どうしようもないですよね。カラオケで言うと、音痴はなかなか治らない、ということですから。
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August 13, 2020 at 03:00PM
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