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究極のジャーニーマン!? デビューから3試合は、3チームでそれぞれ1登板(宇根夏樹) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース

 ブレイディ・レイル(シアトル・マリナーズ)は、27歳の右投手だ。今シーズンがメジャーリーグ2年目。これまで、通算3試合に投げている。

 その3試合とも、異なるチームのユニフォームを着て、レイルはマウンドに上がった。昨年8月のメジャーデビューは、ニューヨーク・ヤンキース。今シーズン最初の2登板は、それぞれ、シカゴ・ホワイトソックスとマリナーズ。背番号は「72」「67」「62」だ。対戦したチームも、すべて違う。

 スタッツ・バイ・スタッツのツイートによると、1900年以降、メジャーリーグ最初の3試合にいずれも異なる3チームの選手として出場したのは、レイルが4人目だという。3人目のジョン・ピーターズが3試合目に出場したのは、今から99年前のことだ。また、デビューから3試合目までのスパンは、4人のなかでレイルが最も短い。

筆者作成
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 レイルは、8年前にヤンキースへ入団した。ドラフトの指名順位は、18巡目・全体577位だった。以来、昨シーズンが終わるまで、移籍せずに過ごしてきたが、オフにFAとなり、マイナーリーグ契約でホワイトソックスへ。そして、シーズン初登板の直後にロースターから外され、ウェーバー公示中に獲得を申し出たマリナーズへ移った。

 ドラフトの順位と20代後半のメジャーデビューからも窺えるとおり、レイルがトップ・プロスペクトと目されたことはない。2017年までは先発投手として投げていたが、2018年からリリーフ投手に転向した。スタットキャストのデータによると、今シーズンの2登板で投げた4シームの平均球速は89.5マイル。その他に、カーブ、チェンジアップ、スライダーを持ち球とする。

 最初の3試合に3チームから出場というトリビアを除くと、レイルはスポットライトを浴びることがないまま、選手としてのキャリアを終えてもおかしくない。ただ、今シーズンは4.1イニングを投げ、まだ得点を許していない。2登板ともモップ・アップ(敗戦処理)ながら、きっちりと抑えている。

 なお、2年前、1シーズンに5チームでプレーしたオリバー・ドレイクは、昨シーズンから7チーム目のタンパベイ・レイズで投げている。史上最多の14チームでプレーしてきたエドウィン・ジャクソンは、2月初旬にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナーリーグ契約を交わしたが、5月下旬に解雇され、現在はFAだ。

 ドレイクの移籍については、昨年1月にこちらで書いた。

1シーズンに5チームで投げたジャーニーマンの旅は、オフに入っても続いている

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August 18, 2020 at 07:19AM
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