台風14号の接近に伴う降雨によるコースコンディション不良のため、第2日が中止となったことを受け、前週の日本女子オープンで国内メジャー初優勝を飾った原英莉花(21=日本通運)が取材に応じた。当初は午前7時30分に、インスタートの第1組で競技開始予定だったため、会場入りしていた。その中で、午前7時に中止が決定した。

原は「昨日(第1ラウンド)よりも過酷なラウンドになると思っていた」と、1度は覚悟を決めてスタートに備えていた。11日の最終日は、首位と5打差の4オーバーから逆転を目指すことになるが、まずは「これから寝ます」。日本女子オープン優勝で、あいさつ回りや200件を超える祝福メッセージへの返信など、普段よりも多忙な中、休みなしで今大会を迎えていただけに、まずは体力回復に努める考えだ。

雨風と寒さで、第1ラウンド終了後は「今年一番ぐらいの過酷なラウンド。ずっとクラムチャウダーを飲みたいと思っていました」と話していた。この日、前夜の食事を振り返り「クラムチャウダーを飲みました。温まりました!」と、有言実行したことを、うれしそうに報告した。さらに、会場の静岡県の名産にも話が及び「ウナギ、めっちゃ食べたい!」と、新たな食欲が出てきた様子だった。