
日本プロゴルフ殿堂(理事長:松井功)が第8回の日本プロゴルフ殿堂入り顕彰者を発表。レジェンド部門では、謝敏男(しゃ・びんなん/台湾)、中村兼吉の2名。プレーヤー部門では岡田美智子と海老原清治の2名が殿堂入りすることになった。また、「全英AIG女子オープン」を制した渋野日向子が特別賞を受賞した。
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渋野の表彰理由は「2019年全英AIG女子オープンで優勝、日本人女子戦の海外メジャー制覇は樋口久子以来、42年ぶり2人目の歴史的快挙で特別賞に値する」というもの。特別賞を受賞するのは2013年に「全米プロシニア」で優勝した井戸木鴻樹以来2人目となる。
なお、顕彰式典は3月19日(木)にパシフィコ横浜で開催されるジャパンゴルフフェア会場で行われる。
■レジェンド部門(1972年以前に活躍し、または功績を残した男女プレーヤー)
・謝敏男
1940年8月9日生まれ。台湾出身。アマチュア時代から活躍し、1964年の世界アマでは個人1位となっている。1982年には東海クラシック、ゴルフダイジェストトーナメント、ブリヂストンオープンと3週連続優勝。しかも全ての大会で初日から首位を譲らない完全優勝だった。
・中村兼吉
1911年6月20日生まれ。東京都出身。生家近くの東京ゴルフ倶楽部駒沢コースで子どものころからキャディをしており、17歳のときに安田幸吉の助手としてプロの道に。1933年に「日本オープン」を制したほか、35年の全米オープンでは海外メジャーでの日本勢予選突破となった。また57年に創設された日本プロゴルフ協会では安田幸吉初代理事長をサポートするなど協会の発展に寄与した。
■プレーヤー部門(1973年以降に活躍し、または功績を残した表彰ノミネート基準を満たす男女プレーヤー)
・岡田美智子
1945年1月11日生まれ。福島県出身。1967年に行われた第1回女子プロテストに参加して女子プロゴルファー1期生となるとツアー通算10勝。なかでも95年の「大王製紙エリエールレディス」では50歳312日で優勝。この記録は今なおツアー記録として残っており、世界記録としてギネスブックにも承認されている。
・海老原清治
1949年4月2日生まれ。千葉県出身。中学校を卒業後我孫子ゴルフ倶楽部に入り、20歳でプロとなる。日本ツアー優勝は84年の「中日クラウンズ」のみだが、2000年から参戦した欧州シニアツアーで、02年に賞金王戴冠。日本勢で初めて海外の主要ツアー、シニアツアーで賞金王となった。
(撮影:村上航)<ゴルフ情報ALBA.Net>
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January 23, 2020 at 09:42AM
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