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経営破綻のゴルフ場を傘下に 「PGM」が事業拡大 - M&A Online

経営破綻のゴルフ場を傘下に 「PGM」が事業拡大

写真はイメージです

平和<6412>がゴルフ事業を順調に拡大している。同社の子会社でゴルフ事業を運営するパシフィックゴルフマネージメント(PGM)が、今期(2020年3月期)4件目となるゴルフ場を傘下に収めることになった。

2019年12月に民事再生法の適用を申請していた池田開発(大阪府池田市)が所有する池田カンツリー倶楽部(大阪府池田市)の再生を支援するのがそれで、今期の4件のうち事業再生支援型は池田カンツリー倶楽部を含め2件となった。

日本では少子高齢化や人口減少により、ゴルフ人口の減少が続いており、厳しい経営にさらされているゴルフ場が少なくないだけに、同社のゴルフ事業拡大の余地はまだまだありそうだ。

2019年のゴルフ場の大型倒産は4件

池田カンツリー倶楽部は27ホールの丘陵コースで、大阪市内からの交通アクセスが良く人気を得ていたが、貸付金の焦げ付きなどが足を引っ張り、債務超過に陥っていた。

PGMは運営面や資金面、人的面で支援を行い、事業再生を後押し、池田カンツリー倶楽部をPGMグループコースに加える。

もう1件の再生支援案件は2019年1月に民事再生法の適用を申請したサンユウ産業(東京都千代田区)が運営する富士御殿場ゴルフ倶楽部(静岡県御殿場市)で、PGMは2020年1月に御殿場東名ゴルフクラブに改称し営業を始めた。

このほかに2019年5月に山城ゴルフ(徳島県三好市)からレオマ高原ゴルフ倶楽部(徳島県三好市)の運営を受託したほか、同年10月にはレイクウッドコーポレーション(神奈川県大磯町)から譲り受けたレイクウッドゴルフクラブ富岡コース(群馬県富岡市)をPGM富岡カントリークラブノースコースに改称し営業を行っている。

これらゴルフ場のグループ入りで、2020年1月30日時点でPGMが運営するゴルフ場は143(保有ゴルフ場140、運営受託2、リース運営1)となっており、18ホールに換算すると175.5コースに達する。

東京商工リサーチによると2019年のゴルフ場の大型倒産(原則負債総額30億円以上)は4件あった。池田カンツリー倶楽部と富士御殿場ゴルフ倶楽部のほかは、21センチュリークラブ富岡ゴルフコース(群馬県富岡市)を運営するワイ・ケイ・ジャパン(東京都渋谷区)が4月に、富山カントリークラブ(富山市)を運営する富山ゴルフ(富山市)が12月にそれぞれ民事再生法の適用を申請した。

文:M&A Online編集部

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