
なぜルックアップは治らないのか?
ゴルフに関する警句で知られたアメリカのゴルフ・ライター、グラントランド・ライスは、1926年の著書 The Duffer's Handbook of Golf にこう書いている。
「ゴルフで最も重要な鉄則で、最も守られないのは、『目をボールから離すな』ということだ」
これは当たり前のようだが、スコットランドでも ”Keep your eye on the ball.” と、ルックアップを戒める言葉は古くから言い伝えられている。この言葉はスコットランド訛りで言われることも多く、おそらくスコットランドでゴルフが発祥して最初にできた格言ではないか? と、『不滅のゴルフ名言集』の著者でゴルフ史研究家の摂津茂和氏は見込んでいたようだ。
それほど昔から言われてきたことなのに、ライスの言うようにしばしば守られていないというわけだ。しかも、初心者のみならず上級者やプロでさえ、やらかしてしまうミスなのだ。
ルックアップは、インパクトと同時かその直後に顔を上げることだと思っているプレーヤーは多い。しかし実際は、インパクトの前に顔が上がったり、少なくとも視線を外してしまったりしている。つまり、ボールを見ずに打っているのだ。
そのミスの原因はいろいろあるだろうが、一番は「ボールが曲がるかもしれない」という恐怖心で、打球のゆくえを早く見たいという焦りであろう。
プレーヤーの心の中で起こったことが要因なので、自分では気がつかずにルックアップしているのだ。とくに、重要な場面や困難なショットをするときにやらかしやすい。
全英オープンなどのテレビ中継では、深いラフからミスショットをしたときなど、リプレイが映し出されることがある。そういう映像を見ていると、ボールが10cmも動かないような空振りに近いミスショットなのに、顔はグリーンを向いていて「あれ? ボールはどこへ行った?」なんてキョトンとしていたりする。
ボールをしっかり見ながらインパクトしていたら、ボールはほとんど動いていないのだから、まだそこにあるとわかるはずだ。要するに、打つ前に顔が上がってしまっているわけだ。
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February 09, 2020 at 04:00AM
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「ゴルフで最も重要で、最も守られない鉄則は『目をボールから離すな』」――グラントランド・ライス|ゴルフは名言でうまくなる(幻冬舎plus) - Yahoo!ニュース
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