リーグは、1チーム4人で12チーム、48選手が米国、ヨーロッパ、オーストラリア、ドバイなどを転戦、選手は1~8月に行われる18試合すべてへの出場が義務づけられる。一大会は54ホールの3日間大会、ショットガンスタートで争われる。各チームの代表が、各大会の第1ラウンドがスタートする前に2選手を選出し、そのスコアで戦う。残りの二人はプレーするもののスコアには反映されない。チーム戦のほか最終戦では個人戦も戦われるという。シーズンオフには、トレードやドラフトなども行われるかもしれない。
17戦目までの一大会当たりの賞金総額は1000万ドルで、最終戦は4000万ドル。スポンサーとしてサウジアラビアのオイルマネーが絡んでいるという。
「ゴルフというスポーツはたくさんの人が観戦するし、多くの人がプレーもする。しかし、もっともっと多くの人が楽しむことができる可能性が大きくあり、このリーグこそが今、ゴルフに必要とされている」(ガードナー氏)
米PGAツアーコミッショナーのジェイ・モナハン氏は各選手に、
「われわれのツアーに残るかあちらのツアーを選ぶか、選手は選択する必要がある」
と通達したが、新リーグ側は「既存のツアーと話し合いを続けている」という。しかし、年間のスケジュールがほぼ埋まっている米PGAツアーやヨーロピアンツアーと、新リーグの両方を戦うことは、現実的ではない。
新リーグは、実は1990年代にグレッグ・ノーマンが構想した“ワールドゴルフツアー”と、とても似ている。当時ノーマンは“少ない選手で少ない試合数ながら大きな賞金で戦う”ツアーを提唱し、テレビ放映の交渉まで行っていた。ノーマンは1月にサウジアラビアでのゴルフサミットに参加、
「彼らのコンセプトは非常に素晴らしい。たとえタイガー(・ウッズ)や(ローリー・)マキロイが参戦しなくとも成功する」
と、後押ししている。
そのウッズは新リーグから個人的に誘いを受けたことを認めているが、詳細が分からない、と多くを語らない。
リーグに反対するのはマキロイ。18試合出場とスケジュール管理が自分でできないこと、また賞金の出どころにも不安を感じている。
ブルックス・ケプカは、世界のトップ選手と戦えるならどこでも戦う、と意欲を見せている。
文・武川玲子
※週刊パーゴルフ(2020年3月31日号)掲載
大阪府出身。米国・ロサンゼルスを拠点に、米PGA、LPGAツアーを精力的に取材している。2011年にはその綿密な取材活動をたたえられ、LPGAグローバルメディア賞を受賞している。
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