新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、国内プロゴルフは男子、女子、シニアと全てのツアーがいまだ開幕できない状況が続いている。全国に出されている緊急事態宣言も延長される見通しの中、各ツアーを統括する3団体のトップ、青木功・日本ゴルフツアー機構（JGTO）会長（77）、小林浩美・日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）会長（57）、倉本昌弘・日本プロゴルフ協会（JPGA）会長（64）に現状や今後の課題について聞いた。【聞き手・岸本悠、角田直哉】
JGTOは4月24日、6月に開催予定だったツアー2試合の中止を一度に発表した。4月の国内開幕戦の中止発表以降、ここまで1大会ずつ中止を明らかにしてきたJGTOだが、青木会長は「選手たちも関係者も精神的につらい中、細切れの発表ではかえって『次はひょっとして再開するのかな』と思わせてしまう。いろいろと準備をしなければならない部分もある」と方針転換した理由を説明する。先の見えない状態で苦しんでいる関係者の負担を、少しでも減らそうという狙いだ。
歴代2位のツアー51勝を誇る青木会長も昨夏、喜寿を迎えた。「年齢とともに免疫力も少しずつ落ちているはず。正直、怖いよ」と新型コロナウイルスに感染する恐怖を口にする。自身の思いも相まって、ツアーの開催には慎重だ。とりわけ懸念しているのが移動のリスクで、「車や飛行機、電車といった移動時の感染リスクがある。多くの人が次から次に全国を移動するのがゴルフツアー。感染が収束に向かわない限り、（開催は）難しい…
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April 30, 2020 at 09:32PM
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国内プロゴルフいまだ開幕できず 苦悩する3団体のトップに聞く - 毎日新聞 - 毎日新聞
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