ヤクルトのドラフト1位ルーキー奥川恭伸投手が2日、埼玉県戸田市の戸田球場で、プロ入り後初めて球場のマウンドで投球練習した。テレビ電話アプリを使った取材に「捕手とサイン交換をして、打ってはこないが打者が立って、今までのブルペンとは違う感覚だった。試合勘が失われているのでこれから取り戻したい」と振り返った。
高津監督（中央）が見守る中で投球練習するヤクルト・奥川（2日、埼玉県戸田市）=球団提供・共同
ブルペンでの投球練習と合わせて95球を投げ「変化球を投げたりクイックモーションで投げたりもした。まだまだという感じ。楽しかったというよりは難しさを感じた」と語った。視察した高津臣吾監督は「最初は初めてのマウンドに戸惑っているように見えたが、対応力の高さが見られた」と高く評した。
1月の検査で右肘に軽い炎症が見つかり、キャンプ序盤は投げる練習を控え、慎重に段階を踏んできた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で全体練習ができない状況だが「投手は投げるだけじゃない。フィールディングのような技術も体力も大事。こつこつやっていく」と課題を見つけ、向き合っている。〔共同〕
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May 03, 2020 at 12:01AM
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ヤクルト・ドラ1奥川「試合勘取り戻す」 マウンドで初投球 - 日本経済新聞
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