体格的に特段アドバンテージがあるわけではない“フツーのビジネスマン”の、1年でスコア70台前半に到達した奇跡の実話がマンガ化。今回は著者の大塚友広さんに、 アプローチがうまくなるためのちょっと変わったコソ練を紹介してもらった。雑誌「グリーン・ゴーラ」vol.8より再掲。
シンプルに考えれば答えは見えてくる
さて、何気に体幹が鍛えられそうなウォームアップを終了して、次はクラブを握ってスイングのトレーニングへ。大塚さんが独特の表現でコツを伝授する。 「さっきも言ったとおり、距離の感覚をあまり持たずに『これくらい』『あれくらい』という感覚を掴むことが大事なんです。理屈じゃなくて感覚。だから、あえて思い切る。子供になった感覚でやってみてください。大人の感覚を捨てれば、成長は早いんです!」 いわく、「語学は子供のうちから」と同じ。遊び感覚で「だいたいあのへんに」を繰り返すほうが、身体に勝手に染みつくそうだ。ゴルフは、強い力を弱くするのがすごく難しい。逆に、弱い力で覚えた感覚をフルパワーで再現するのは実は簡単。だからトレーニングではフルスイングしない。 「ミスを解明すると、ムダな動きが原因になっていることがわかります。ムダな動きは、余計な力が入った時に生まれるんです。ね? シンプルでしょ。何事もシンプルに考えると、答えは見えてくると思うんですよ」 スティンガーショットも片手打ちもボール2個打ちパットも“子供になったつもり”が基本。子供の感覚が、実は正しく当てる感覚につながるって、なんだか不思議だけど納得できる。大塚さんが提案するオモシロコソ練、皆さんもぜひ試してみて!
1. 上手くいかない感覚が、実は成長の証! 7番スティンガーショット
スティンガーショットとは、あのタイガー・ウッズがよく使う技。風の影響を避けるため、低い弾道でスパーンと飛ばします。これができれば、通常のショットが安定する。
2. 力まずに! 自然なフォームを手に入れるアイアンで片手打ち
これも正しく当てる感覚を養うトレーニングです。使うのは片手のみ。必然的にスイングが小さくまとまり、インパクトの前後30cmを意識できるようになるはずだって!
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July 01, 2020 at 06:01AM
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