今週開催予定だった国内女子ツアー第15戦宮里藍サントリーレディースの昨年大会優勝者鈴木愛(26=セールスフォース)が11日、オンライン会見を行い、現状を報告した。

「この間、約3カ月ぶりにラウンドをしました。練習場とコースは、ショットの距離感や(ヘッドの)芝への入り方も違うので、1つ1つがすごく難しかったです」。3月初旬の開幕戦ダイキン・オーキッドレディースから中止が続き、ツアー開催は夏場から、と予想。そうなれば、先日に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が発表した「20-21年シーズン」という統合も「頭にあった」という。

「これだけ長い間、ゴルフをしないのは初めてと思う」。しかし、それも長丁場を見据えての判断。「来年の後半戦は(ゴルフが)楽しくなるのは想定済みです。今のうちに楽しくいかないと」。オフに取り組んだ、体の左右の動きを抑えた新スイングへの改造も踏まえ、徐々に調子を上げるつもり。第17戦アース・モンダミンカップ(25~28日、千葉・カメリアヒルズCC)でやっと開幕するツアーで、17、19年の賞金女王の動向に注目だ。