3度目の優勝を目指す石川遼(28=CASIO))は、2バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの74で回り、3オーバーと出遅れた。

スタートの10番パー4でバーディー発進したが、11番パー4でティーショットを右ラフに大きく外し、ダブルボギー。さらに14番でボギー。17番でダブルボギーとスコアを落とした。一転、後半は6番パー5で約8メートルのバーディーパットを沈めるなど、ノーボギー。

ラウンド後石川は「前半はバタバタで最悪の前ぐらいのゴルフ。後半はプランに沿ってやれた。前半はそれが緊張でできなかったのは、ちょっと悔しい」と振り返った。スイング改造中だが、11番でティーショットを大きく右に出してしまった理由について「あのホールはどうしても左ラフに入れるとセカンドがねらいにくい。(ティーショットのときに)最後ボールを捕まえるのを嫌がって、右に逃してしまった。過去の経験でさらに右に付け足してしまった。自分の今までのスイングの悪いクセが出てしまった」と解説した。

第2日以降に向けて「今日は残念なラウンドだったが、前向きに明日は頑張りたい」と話していた。