VRヘッドセット Oculus Quest 2の発売にあわせて、人気の剣舞リズムゲーム Beat Saber がマルチプレーヤー対応にアップデートしました。
5人までのプレーヤーがオンラインの仮想アリーナに集まり、同時に同じ曲に挑んで競えるようになります。
またマルチプレーヤーで他人の視点が加わったことで、従来の宙に浮いた光剣だけでなく、剣を振るうプレーヤーの姿に対応した独自のアバター作成要素も追加されました。
Beat Saber (ビートセイバー)はプラハのインディーゲーム開発スタジオ Beat Games が開発したVR音楽 / ダンスゲーム。両腕で光の剣を振り回し、次々と飛来するブロックをスパッと真っ二つにする原始的な快楽に、キャッチーな楽曲、クールでスタイリッシュなビジュアル、音ゲーとしての攻略の面白さなどから、母数の少ないVRゲームとして初の100万本セールスを記録した人気作です。Beat Games は 2019年に Facebook が買収したため、現在では Oculus のファーストパーティー作品でもあります。
(余談ながら、Beat Games 創業者のひとりでオリジナル楽曲を担当する Jaroslav Beck氏は、DJとして活躍していた学生時代から、大手メーカーのゲームや映画の予告編のための楽曲を手掛けてきた人物。つまりキャッチーな曲の専門家といっても過言ではありません)。
ビートセイバーは2018年の早期アクセス開始以来、様々なアーティストとのコラボ楽曲DLCの追加や、スコアリングなどゲームシステムの洗練、PS VR や Oculus Quest 移植、90度・360度からブロックが飛来する譜面の追加といったアップデートを続けてきましたが、今回のオンライン同期マルチプレイの追加は初リリース以来の大型アップデートです。
マルチプレイの主な仕様は、
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同時プレイは5人まで
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プライベートマッチと、条件を選べばオンラインで自動マッチングするクイックプレイに対応
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中央から放射状にレーンが伸びるマルチプレーヤー用アリーナ環境
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頭部と両手のトラッキングに対応した独自アバター追加
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簡易的なアバターエディタ
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プレイできるのは標準の同梱曲および公式DLC(ミュージックパック)の楽曲のみ
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現状では Steam VR と Oculus Rift, Quest 対応。PS VRは開発中
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現状ではクロスプレイ非対応
アリーナではかなり遠くに小さく他のプレーヤーが見えるだけですが、高スコアを記録したプレーヤーは上空に巨大なアバターが投映される演出もあります。
Now you can challenge your friends to the ultimate dance off in @BeatSaber’s new multiplayer mode. Slice through the competition on the #OculusQuest and #Rift Platforms. https://t.co/VRAGIGyFp3 pic.twitter.com/3EyLITO6yP
— Oculus Gaming (@OculusGaming) October 14, 2020
アップデートで一新されたタイトル画面の「ONLINE」モードは剣を交えたようなイラストになっていますが、競争相手に妨害ブロックを送ったり、直接斬りかかって妨害するような要素は (いまのところ) ありません。
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