ダブルヘッダー第1試合(7イニング制)で、ドジャースのクレイトン・カーショー投手が6回を4安打無失点、4三振と好投を披露。3連勝を飾り、今季4勝(1敗)とした。

米ウィスコンシン州で23日に起きた警官による黒人男性銃撃事件への抗議で、このところメジャーの複数の試合が取り止めとなっているが、26日に予定されていたこのカードもその1つで、27日の第2試合に振り替えとなった。

黒人選手であるムーキー・ベッツ外野手は26日の試合辞退を表明し、27日も出場を見合わせる予定だったが、デーブ・ロバーツ監督と話し合った末に翻意。6回に単打で通算1000安打に到達し、キャリア824試合目で大台に乗った。

カーショーは、プレーしないというベッツの決断を尊重し「チームの白人選手として、どんな形でサポートを示せるか考えた。黒人のチームメートたちをサポートするために、具体的にできることは何かと考えた」とコメント。「起きてはならないことについて声を上げ、ムーキーや黒人の野球選手、黒人のコミュニティ全体へのサポートを示すために野球という場を引き続き使うことができるという点で、今日の試合決行は重要だと思う」と述べた。(AP)