【欧州・海外サッカーニュース】スコアレスドローに終わった開幕節が没収試合になったことを受け、ローマ(セリエA)はこの処分に対して異議申し立てを行うようだ。
セリエAの2020-21シーズン開幕節ヴェローナ対ローマが没収試合になることが発表された。
19日に行われたセリエA開幕節でローマは敵地でヴェローナと対戦。この一戦はスコアレスドローで終わったが、試合後にローマが先発で起用し、89分間プレーしたアマドゥ・ディアワラの登録問題が発覚する。
7月に23歳になったギニア代表MFだったが、ローマは同選手をU-22チームに登録したままにしており、25名からなるファーストチームのスカッドに登録されていなかった。これを受け、レガ・セリエAは22日、この一戦を没収試合とし、ホームチームの3-0の勝利に試合結果を変更することを発表した。
実質的に勝ち点1が剥奪された今回の処分を受け、ローマはクラブのミスを認めているものの、リーグ側の登録システムに不備があることを主張している模様。さらに、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『スカイスポーツ・イタリア』は、同クラブがこの決定を不服として、異議申し立てを行うことを報じている。
なお、今回のケースはセリエAで初めてのことではなく、2016年にはサッスオーロが登録されていないアントニーノ・ラグーザを起用したとして、対戦したペスカーラの3-0の勝利として扱われていた。
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September 23, 2020 at 05:30AM
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